透き通る水と広葉樹が織り成す美しい景色は
 日本人独特の感性に働きかけ、
 見る人を詩人に変えます。

 夏でも冷たい水は本当に清らかな川でしか
 生きられない『あまご』の生息地にもなっており、
 悠々と泳ぐその姿は過ぎ行く時を忘れさせてくれます。




 四国八十八箇所めぐりのお遍路さんが訪れる慈眼寺。
 その麓には高さ100m近くなる灌頂ヶ滝が注ぎ、
 見る者を圧倒します。
 すぐ近くにはかつて弘法大師が修行したとされる
 穴禅定が口を開き、静けさの中に落ち着いた
 『わびさびの世界』が広がります。
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