上勝町は徳島県のほぼ中央にあり、
 人口はおよそ2,000人。
 この内65歳以上のお年寄りが占める
 割合は990人と約半分が高齢者と
 いう、町とつく中では四国で最も
 小さい町です。

 東に流れている勝浦川の源流は
 深い渓谷になっていて、その流域に
 少し平地がある他は大部分が
 山であり、山腹に点在する家や畑が
 印象的な町です。

 標高が高いので気温の変化が
 激しく、雨がたくさん降る風土を
 生かして『ゆこう・柚・すだち』や
 菌床椎茸の栽培(葉っぱ)が
 主な産業です。

自然を生かした昔ながらの生活習慣や観光スポットが数多く存在し、全国棚田百選に選ばれた樫原の
棚田を筆頭に、殿川内渓谷、徳島県第一号の環境保全地域に指定された高丸山のブナ林、弘法大師が
修行したという言伝えのある慈眼寺など多くの観光客が訪れる徳島県屈指の珍しい田舎です。